2025年4月15日
お知らせ
建物解体中のトラブル事例とその防止策についての解説
解体工事におけるトラブル例
解体工事は建物を取り壊すだけではなく、騒音や振動、粉じん、近隣住民とのコミュニケーションなど、様々な要素が絡むためトラブルが発生しやすい工事の一つです。ここでは、よくあるトラブルからその対策までを解説します。
よくあるトラブルと事例
・騒音・振動
昼夜を問わず響く工事音や振動が、近隣住民に大きな負担をかけるケースがあります。
・粉じん・ゴミの飛散
充分な養生や管理が行き届かず、近隣の住宅や道路へ粉じんやゴミが飛散してしまうことがあります。
・工期の遅れ・費用の増加
下地や土壌などの追加調査・工事が必要になり、当初の見積りより費用と期間が増えてしまう場合があります。
・車両の交通トラブル
解体に伴う運搬車両の駐車や通行に関して、近隣住民や通行人とトラブルになることも少なくありません。
近隣住民とのトラブルを防ぐ方法
1. 事前のコミュニケーション
工事のスケジュールや概要、騒音の時間帯などを丁寧に説明し、近隣住民の理解を得ることが大切です。
2. 徹底した養生・防音対策
防音シートや養生シートを適切に設置することで、騒音や粉じんの拡散を抑えます。
3. 相談窓口の周知
クレームや要望があった際に、迅速に対応できるよう担当者の連絡先を周知しておくと安心です。
トラブル発生時の対応策
・早急な現場確認と報告
クレームを受けたら、すぐに状況を確認し、原因を特定した上で上長や関係者に報告しましょう。
・改善措置の速やかな実行
防音の追加や工事時間の再調整など、可能な範囲で即座に対策を講じることが重要です。
・誠意ある謝罪・説明
相手側の不安や不満に共感しながら真摯に対応し、再発防止策を明確に伝えましょう。
解体工事のトラブルを回避するには、事前準備と近隣への配慮が欠かせません。
小林工業では、近隣の方への挨拶はじめ、些細なことでも報連相の徹底を行っています。
お客様からのご指摘も欠かさず社内共有し、品質向上に努めています。